松枝輪中(読み)まつえだわじゆう

日本歴史地名大系 「松枝輪中」の解説

松枝輪中
まつえだわじゆう

柳津(やないづ)(現柳津町)・田代(でんだい)・北及(きたおよび)・長池(ながいけ)・北舟原(きたふなはら)・南舟原・町屋(まちや)の七ヵ村と、足近(あぢか)輪中の市場(いちば)・北宿(きたじゆく)二ヵ村(現羽島市)の堤外地、正木(まさき)輪中の不破一色(ふわいしき)・須賀(すか)・曲利(まがり)三ヵ村(現同上)の堤外地、都合一二ヵ村を含む輪中。北に検見(けみ)堤および須賀多(すかた)堤、西に境川(さかいがわ)堤・畑繋(はたつなぎ)堤・足近輪中堤、東に木曾川本堤と正木輪中堤、南に曲利村裏の締切堤で囲まれた地域で、木曾川・境川はもとより、笠松より上郷の悪水や逆(ぎやく)川の水を防ぐことを目的としていた。明治初年に至り、この輪中を母体として水利土功会が結成されたが、この時には南之川(みなみのかわ)・小荒井(こあらい)・島(しま)三ヵ村(現羽島市)の堤外地も加入していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報