松永材(読み)マツナガ モトキ

20世紀日本人名事典 「松永材」の解説

松永 材
マツナガ モトキ

大正・昭和期の右翼運動家 日本主義研究所所長



生年
明治24(1891)年1月14日

没年
昭和43(1968)年6月17日

出生地
高知県

学歴〔年〕
早稲田大学高等師範部卒,東京帝大文学部〔大正8年〕卒

経歴
大正8年早稲田大学教授となり、15年国学院大学教授兼任。早くから日本主義運動で知られ、青年学生などに影響を与えた。昭和7年内田良平らにより創立された満蒙義塾の顧問となり、8年日本主義研究所を創立、所長。11年赤松克麿らと維新制度研究会を結成。12年時局協議会の選挙法改正運動で中心的な活躍をする。15年大政翼賛会臨時中央協力会議議員に選出著書に「日本主義の理論的根拠」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松永材」の解説

松永材 まつなが-もとき

1891-1968 大正-昭和時代の哲学者,右翼運動家。
明治24年1月14日生まれ。大正15年早大教授。のち国学院大教授を兼任。昭和8年日本主義研究所を創立。11年赤松克麿(かつまろ)らと維新制度研究会を結成して委員長となり,既成政党撲滅を説いた。昭和43年6月17日死去。77歳。高知県出身。東京帝大卒。著作に「日本主義の理論的根拠」「カント哲学」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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