20世紀日本人名事典 「松野礀」の解説
松野 礀
マツノ カン
明治期の林学者 林業試験所所長。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
明治期の林学者 林業試験所所長。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
… 日本では江戸時代の初めより木曾のヒノキ林における伐採,水運による搬出技術が発達し,18世紀ころより吉野林業などのスギ人工林造成技術も確立しているが,学問としての発達はない。日本の林学は,1875年に松野礀(はざま)(1847‐1908)がドイツで林学を習得して帰朝したときより始まる。彼は帰朝後,まず山林局の組織をつくり,その後,山林学校の創設(1882),林業試験場の設立(1905)など,日本の林業行政・教育・研究の基礎をつくった。…
※「松野礀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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