林泥平(読み)はやし どろへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林泥平」の解説

林泥平 はやし-どろへい

1763-1853 江戸時代後期の陶工
宝暦13年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)の佐伯窯6代で,4代林半六(はんろく)を名のる。文化14年子の良平が出奔したため,家禄没収,廃窯となる。以後古林仕平と改名,小畑焼の永久山窯で白磁の日用雑器をやいていたが,のち深川(ふかわ)窯にうつった。嘉永(かえい)6年1月14日死去。91歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android