林産製品(読み)りんさんせいひん(その他表記)minor forest products

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「林産製品」の意味・わかりやすい解説

林産製品
りんさんせいひん
minor forest products

山林から産出される製品。木材乾留製品が中心で,木材を熱分解して得られる木炭,木酢液,木タール,木ガスなどがある。木炭は家庭用,業務用として料理など,工業用として乾燥,精錬その他に,木酢は木酢液として食品加工,防臭・防腐剤に,酢酸として食用,工業用に,木精として溶剤,メチルアルコールに,木タールはクレオソート油燃料に,また木ガスは燃料に使用されるなど用途が広い。その他の林産製品としては,コルクガシ樹皮,あべまき樹皮などから得られるコルク (断熱材,リノリウム履物など) ,行李柳 (柳行李バスケット) ,籐 (椅子,ステッキ,家具) ,あけび (バスケット,土瓶敷) などがある。 (→林産物 )

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