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林証寺(読み)りんしようじ

日本歴史地名大系 「林証寺」の解説

林証寺
りんしようじ

[現在地名]西春町徳重 本郷

生田山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。当初は天台宗で丹羽郡大山寺たいさんじ(現岩倉市)にあったが、嘉禎二年(一二三六)当時の住持親鸞に帰依して真宗に改め宗玄の名をもらったという。その後、武田氏の家臣(医師)生田主水が川中島合戦ののち出家して光昌と号し、教如(慶長一九年没)より林昌坊の名を受けた。寛文二年(一六六二)に現在地へ移った(尾張名所図会)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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