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枡織(り)/升織(り) マスオリ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

枡織
ますおり

(1)枡見本ともいい、実際に製織にかかる以前に、織物の色目と配色・柄などを小部分ずつ織り出したもので、商業取引に使われる。数センチメートルごとに色をかえた経糸(たていと)を配列し、緯糸(よこいと)もまた経糸と同様に色をかえ、あたかも枡のように織ったもので、イギリスでシーズンごとに毛織物の枡見本を試織することから始まり一般化されたものである。(2)また、蜂巣(はちす)織をさし、平織の変化組織で布面に方形の凹凸(おうとつ)を表し、あたかも蜂の巣のような外観に織ったもの。多くは敷布やタオルに使われる。[角山幸洋]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の枡織(り)/升織(り)の言及

【蜂巣織】より

…織物組織の特別組織の一つで,経糸と緯糸を長く浮かせて,表裏に菱形や方形の枡(ます)形を織り出したもの。枡織とも呼ぶ。布面がでこぼこの蜂の巣状をしており,吸水性に富み肌ざわりもよい。…

※「枡織(り)/升織(り)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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