枯葉蛾(読み)カレハガ

デジタル大辞泉 「枯葉蛾」の意味・読み・例文・類語

かれは‐が【枯葉×蛾】

鱗翅りんし目カレハガ科のガ。はねの開張5~6センチ。翅は茶褐色で、前翅外縁にぎざぎざがあり、枯れ葉に似る。幼虫は桃・梅・柳などの葉を食害
カレハガ科のガの総称。翅の形や色が枯れ葉に似るものが多い。マツカレハオビカレハなど。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「枯葉蛾」の意味・読み・例文・類語

かれは‐が【枯葉蛾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. カレハガ科のガ。はねの開張五~八センチメートル。体、はねともに赤褐色で、前ばねに三条、うしろばねに一条の波状の暗色線があり、はねの縁は鋸歯(きょし)状。静止すると枯れ葉のように見える。六~九月頃現われる。幼虫はケムシで、桃、桜、梅などの葉を食害する。本州以南に分布。かれはちょう。
  3. カレハガ科に属するガの総称。はねは黄褐色から黒褐色で、大きさは中形ないし大形に属する。オビカレハ、マツカレハ、タケカレハなど日本に約二〇種が分布する。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「枯葉蛾」の解説

枯葉蛾 (カレハガ)

学名Gastropacha orientalis
動物。カレハガ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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