松枯葉蛾(読み)マツカレハ

デジタル大辞泉 「松枯葉蛾」の意味・読み・例文・類語

まつ‐かれは【松枯蛾】

カレハガ科のガ。雌ははねの開張8センチくらいあり、暗褐色で白い横線をもつものが多い。雄は小形で赤褐色や黒褐色・灰褐色など変異がある。夏に発生し、灯火に飛来する。幼虫は松の大害虫で、松毛虫とよばれる。

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精選版 日本国語大辞典 「松枯葉蛾」の意味・読み・例文・類語

まつ‐かれは【松枯葉蛾】

  1. 〘 名詞 〙 カレハガ科の中形のガ。はねの開張五~九センチメートルで、雌の方が大きい。はね・体ともにほとんど茶褐色で、前ばねに暗色帯と白色波状線とがあるが個体差が大きい。幼虫はマツケムシでマツ類とカラマツの針葉を食害。成虫は七~一〇月に現われる。冬は幼虫で過ごし、落葉の下などに潜入して越冬。日本各地、サハリン朝鮮、シベリア南東部に分布

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動植物名よみかた辞典 普及版 「松枯葉蛾」の解説

松枯葉蛾 (マツカレハ)

学名Dendrolimus spectabilis
動物。カレハガ科のガ

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