普及版 字通 「枸」の読み・字形・画数・意味
枸
9画
[字訓] からたち
[説文解字]

[字形] 形声
声符は句(く)。〔説文〕六上に「枸木なり。
を爲(つく)るべし。蜀に出づ」、また〔玉
〕に「其の子(み)以て
を爲(つく)るべし。蜀中に出づ。亦た
に作る」とあり、きんまという草の名。枸杞(くこ)・枸骨(ひいらぎ)、また切株をいう。[訓義]
1. からたち。
2. ひいらぎ。
3. けんぽなし。
4. きんま。
5. きりかぶ。
6. まがる、わだかまる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕枸 カラタチ・エダ/枸椽 カブチ 〔
立〕枸 ヒノキ 〔字鏡集〕枸 ウシノハナツラ・エダ[熟語]
枸橘▶・枸杞▶・枸骨▶・枸那▶・枸簍▶・枸肆▶・枸木▶
[下接語]
枳枸
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

