デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柏原禎吉」の解説 柏原禎吉 かしわばら-ていきち 1838-1864 幕末の武士。天保(てんぽう)9年6月生まれ。土佐高知藩の郷士。文久2年藩主山内豊範(とよのり)にしたがって京都にいき,勅使三条実美(さねとみ)を警護して江戸にむかう。翌年帰藩し,農兵を組織。元治(げんじ)元年尊攘(そんじょう)派による野根山屯集にくわわったが,藩吏に捕らえられ,同年9月5日斬罪となった。27歳。名は義勝。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例