柔懦(読み)ジュウダ

精選版 日本国語大辞典 「柔懦」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐だジウ‥【柔懦】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 心弱く気が小さいこと。やさしく臆病であること。また、そのさま。柔弱。
    1. [初出の実例]「我昇平柔懦之士民を以て」(出典:杉梅太郎宛吉田松陰書簡‐嘉永六年(1853)七月二八日)
    2. [その他の文献]〔新語‐輔政〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「柔懦」の読み・字形・画数・意味

【柔懦】じゆう(じう)だ

柔弱で臆病。〔三国志演義、三十四回〕妻陳氏生む長子、人と爲り賢なりと雖も、柔懦にして事を立つるに足らず。

字通「柔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android