ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「柱房式採炭法」の意味・わかりやすい解説 柱房式採炭法ちゅうぼうしきさいたんほうroom and pillar mining 炭柱式採炭法 (→鉱柱 ) の一種で,炭層中に幅7~8m程度の広幅の坑道を,間に同じ幅の長方形の炭柱を残しつつ掘進しながら採炭し,数十m進行したところで残した炭柱を採掘しつつ後退する採炭法。炭柱にはところどころ目抜きを設けて通気を行う。日本では特定の大規模な炭鉱で成功しているが,あまり広くは行われていない。掘進方向によりイギリス式,アメリカ式の別がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by