柳本大塚古墳(読み)やなぎもとおおつかこふん

日本歴史地名大系 「柳本大塚古墳」の解説

柳本大塚古墳
やなぎもとおおつかこふん

[現在地名]天理市柳本町

景行天皇陵に比定される渋谷向山しぶたにむかいやま古墳の西方約四〇〇メートルにあり、柳本古墳群では西南端に位置している。柳本古墳群は櫛山くしやま古墳・天神山てんじんやま古墳を除いてほとんどその内部構造が明らかでないが、当墳はその一部をうかがえることもあって、古墳群の研究のためにも重要な古墳の一つである。平坦部に南面する前方後円墳で、全長約九二メートル、後円部径約四八メートル、葺石の存在は知られているが、埴輪樹立はなく、周濠も確認できない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む