柴勝三郎(読み)シバ カツサブロウ

20世紀日本人名事典 「柴勝三郎」の解説

柴 勝三郎
シバ カツサブロウ

明治・大正期の陸軍中将



生年
文久3年12月18日(1864年)

没年
昭和13(1938)年1月19日

出身地
常陸国下館(茨城県)

学歴〔年〕
陸士卒

経歴
明治18年陸軍歩兵少尉となる。参謀本部参謀、陸軍省勤務、屯田兵中部都督部参謀、陸軍大学校教官、海軍大学校教官、教育総監部第1課長、近衛歩兵第3連隊長などを経て、43年朝鮮駐剳軍参謀長、大正元年関東都督府参謀長、同年軍務局長などを歴任。この間、日露戦争には大本営参謀から遼東守備軍参謀となり、奉天開戦直前に第4軍の参謀副長として同会戦を戦う。4年中将となり、第18師団長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴勝三郎」の解説

柴勝三郎 しば-かつさぶろう

1864*-1938 明治-大正時代軍人
文久3年12月18日生まれ。参謀本部参謀,近衛(このえ)歩兵第三連隊長,朝鮮駐箚(ちゅうさつ)軍参謀長,関東都督府参謀長,軍務局長などをつとめる。大正4年陸軍中将,第十八師団長。昭和13年1月19日死去。76歳。常陸(ひたち)(茨城県)出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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