20世紀日本人名事典 「柴田啓蔵」の解説 柴田 啓蔵シバタ ケイゾウ 大正・昭和期の部落解放運動家 水平社「解放歌」作詞者。 生年明治34(1901)年6月7日 没年昭和63(1988)年11月19日 出身地福岡県嘉穂郡鎮西村 旧姓(旧名)和田 学歴〔年〕松山高(旧制) 経歴福岡県旧鎮西村の被差別部落に生まれる。大正11年水平社創立の予告記事を読み、学業をなげうって帰省し、筑豊で全九州水平社の結成に尽力。12年「解放歌」を作詞し、同年の全九州水平社創立大会で発表。解放運動のテーマ歌となる。58年「糺弾」を自費出版。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴田啓蔵」の解説 柴田啓蔵 しばた-けいぞう 1901-1988 大正-昭和時代の社会運動家。明治34年6月7日生まれ。大正11年全国水平社結成の報に接し,全九州水平社結成をはかり,翌年松本治一郎を委員長として結成に成功。のち農民運動でも指導的役割をはたした。解放歌「ああ解放の旗高く」の作詞者。昭和63年11月19日死去。87歳。福岡県出身。松山高中退。旧姓は和田。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by