柴神社(読み)しばじんじや

日本歴史地名大系 「柴神社」の解説

柴神社
しばじんじや

[現在地名]松岡町春日

市街地の南東方山麓に鎮座する。祭神天児屋根あめのこやね命・武甕槌たけみかづち命・斎主いわいぬし命・ひめ大神。旧郷社。「延喜式」神名帳に載る坂井さかい郡柴神社とされるが、江戸時代までは春日大明神と称し、芝原しばはら用水口に近い台地上に鎮座していた。正保二年(一六四五)松岡まつおか(御屋敷)造営のため現在地に移転され、松平昌勝から社領五〇石の寄進を受けた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android