栄の池遺跡(読み)えいのいけいせき

日本歴史地名大系 「栄の池遺跡」の解説

栄の池遺跡
えいのいけいせき

[現在地名]岸和田市小松里町

春木はるき川の北に広がる標高一五メートル前後の中位段丘の先端および低位段丘上に位置する先土器―歴史時代にわたる複合遺跡。昭和四七年(一九七二)須恵器石器採集によって遺跡の存在が確認され、道路建設に伴い同五二年以来、発掘調査が実施された。調査の結果、竪穴住居跡五・掘立柱建物跡一五・溝五一・井戸三・方形周溝墓二・土壙三一のほか多数の遺構が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android