栄の池遺跡(読み)えいのいけいせき

日本歴史地名大系 「栄の池遺跡」の解説

栄の池遺跡
えいのいけいせき

[現在地名]岸和田市小松里町

春木はるき川の北に広がる標高一五メートル前後の中位段丘の先端および低位段丘上に位置する先土器―歴史時代にわたる複合遺跡。昭和四七年(一九七二)須恵器石器採集によって遺跡の存在が確認され、道路建設に伴い同五二年以来、発掘調査が実施された。調査の結果、竪穴住居跡五・掘立柱建物跡一五・溝五一・井戸三・方形周溝墓二・土壙三一のほか多数の遺構が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む