栗山桶(読み)くりやまおけ

精選版 日本国語大辞典 「栗山桶」の意味・読み・例文・類語

くりやま‐おけ ‥をけ【栗山桶】

〘名〙 把手(とって)の付いたやや大きめな曲物(まげもの)。つり下げて手水(ちょうず)鉢として、また、湯桶として使う。栃木県日光の名物
歌舞伎・出来龝月花雪聚(真田幸村)(1871)大詰「栗山桶(クリヤマヲケ)の水を柄杓へ汲み出すを取って」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android