手水(読み)チョウズ

  • ▽手▽水
  • ちょうず〔てうづ〕
  • てみず
  • てみず ‥みづ
  • てみず〔みづ〕

デジタル大辞泉の解説

《「てみづ」の音変化》
手や顔などを水で洗うこと。社寺に参拝する前などに、手や口を水で清めること。また、その水。「手水を使う」
《用便のあと手を洗うところから》便所へ行くこと。また、小便。
「―をさせて子供を寝かす」〈鴎外
便所。手洗い。「手水に行く」
手を洗う水。てあらいみず。ちょうず。
洗ったあとなどに手についている水。
(もち)つきのとき、捏(こ)ね取りが手にをつけて餅を湿らすこと。また、その水。

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大辞林 第三版の解説

てみずの転
手や顔を洗うための水。 -を使う
用便に行くこと。また、大小便を婉曲にいう語。 -に立つ
便所。手洗い。ちょうずば。 お-はどちらですか
[句項目] 手水を使う
手を洗う水。手洗い水。ちょうず。
洗ったりして、手についている水。
もちをつく時、捏ね取りが手に水をつけて餅をしめすこと。また、その水。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 手を洗う水。手洗い水。ちょうず。
※御堂関白記‐長和元年(1012)一〇月二七日「公卿立幄前、次主水司供手水、次中臣官人供御麻物」
② 特に、用便後に手を洗う水。転じて、厠(かわや)に行くこと。ちょうず。
※宝の山(1891)〈川上眉山〉発端「手水(テミヅ)にや立ちけんと、稍暫く待ちたれども」
③ 手からしたたる水。
(イ) 餠をつく時、捏取(こねどり)が手に水をつけて餠にしめりを与えること。また、その水。
(ロ) 料理などの際、手に水をつけ、指をはじいてその水を食品にふりかけること。また、その水。
※食道楽‐秋(1903)〈村井弦斎〉付録「パンが焼く前によく膨れて居なかったら一旦蒸籠で蒸してそれから手水(テミヅ)を振ってお焼きなさい」

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世界大百科事典内の手水の言及

【手水鉢】より

…手を洗い口をすすいで清める水,すなわち手水をためておく鉢。多くは石造で,自然石をそのまま用いたもの,貝,舟,富士,一文字,棗(なつめ)などの形に加工したもの,また四方仏や五輪塔の水輪(下から2段目の石),橋杭などを利用したものがあり,銅製,陶磁器のものもある。…

※「手水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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