栴檀は二葉より香し(読み)せんだんはふたばよりかんばし

精選版 日本国語大辞典 「栴檀は二葉より香し」の意味・読み・例文・類語

せんだん【栴檀】 は 二葉(ふたば)より香(かんば・こうば)

  1. 白檀(びゃくだん)発芽ころから早くも香気を放つように、英雄俊才など大成する人は幼時から人並みはずれてすぐれたところがあることのたとえ。
    1. [初出の実例]「凡は資盛奇怪也。栴檀は二葉よりかうばしとこそみえたれ」(出典:平家物語(13C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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