俊才(読み)シュンサイ

デジタル大辞泉 「俊才」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐さい【俊才/×駿才】

並みはずれてすぐれた才能。また、その持ち主。「門下の―」
[類語]秀才英才天才才人才子俊英偉才奇才鬼才才女才媛才物異能

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普及版 字通 「俊才」の読み・字形・画数・意味

【俊才】しゆんさい

英才。〔老学庵筆記、八〕宋白書の詩に云ふ。風騷(ふうさう)地にちて、塵をさんと欲す 春は南宮(とざ)して、試に入ることりなり 三百の俊才、衣、に似たり れむべし、箇(ひとり)の、詩を解する人無し~と。其の自ら(たの)むこと此(かく)の如し。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「俊才」の解説

俊才 しゅんさい

1259-1353 鎌倉-南北朝時代の僧。
正元(しょうげん)元年生まれ。華厳宗東大寺凝念,聖然(しょうねん)に真言・華厳・律をまなぶ。京都大通寺,東大寺真言院の住持となり,のち戒壇院長老。後醍醐(ごだいご)天皇の戒師となった。造東大寺大勧進職をつとめ,晩年,相模(さがみ)(神奈川県)金沢の称名寺にうつる。文和(ぶんな)2=正平(しょうへい)8年10月2日死去。95歳。字(あざな)は十達(じったつ)。著作に「五教章要文集」。

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