デジタル大辞泉 「俊才」の意味・読み・例文・類語 しゅん‐さい【俊才/×駿才】 並みはずれてすぐれた才能。また、その持ち主。「門下の―」[類語]秀才・英才・天才・才人・才子・俊英・偉才・奇才・鬼才・才女・才媛・才物・異能 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「俊才」の意味・読み・例文・類語 しゅん‐さい【俊才・儁才・駿才】 〘 名詞 〙 なみはずれて優れた才能を持っていること。また、その人。英才。秀才。俊足。[初出の実例]「詩仙在レ座、所レ会者翹楚之俊才」(出典:詩序集(1133頃)月明妓女家詩序〈菅原在業〉)「為朝潜(ひそか)にその俊才(シュンサイ)に驚嘆し」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)前)[その他の文献]〔春秋左伝‐宣公一五年〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「俊才」の読み・字形・画数・意味 【俊才】しゆんさい 英才。〔老学庵筆記、八〕宋白書の詩に云ふ。風騷(ふうさう)地にちて、塵をさんと欲す 春は南宮を(とざ)して、試に入ることりなり 三百の俊才、衣、に似たり れむべし、箇(ひとり)の、詩を解する人無し~と。其の自ら(たの)むこと此(かく)の如し。字通「俊」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「俊才」の解説 俊才 しゅんさい 1259-1353 鎌倉-南北朝時代の僧。正元(しょうげん)元年生まれ。華厳宗。東大寺の凝念,聖然(しょうねん)に真言・華厳・律をまなぶ。京都大通寺,東大寺真言院の住持となり,のち戒壇院長老。後醍醐(ごだいご)天皇の戒師となった。造東大寺大勧進職をつとめ,晩年,相模(さがみ)(神奈川県)金沢の称名寺にうつる。文和(ぶんな)2=正平(しょうへい)8年10月2日死去。95歳。字(あざな)は十達(じったつ)。著作に「五教章要文集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例