デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説 1259-1353 鎌倉-南北朝時代の僧。正元(しょうげん)元年生まれ。華厳宗。東大寺の凝念,聖然(しょうねん)に真言・華厳・律をまなぶ。京都大通寺,東大寺真言院の住持となり,のち戒壇院長老。後醍醐(ごだいご)天皇の戒師となった。造東大寺大勧進職をつとめ,晩年,相模(さがみ)(神奈川県)金沢の称名寺にうつる。文和(ぶんな)2=正平(しょうへい)8年10月2日死去。95歳。字(あざな)は十達(じったつ)。著作に「五教章要文集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例