白檀(読み)ビャクダン

デジタル大辞泉の解説

びゃく‐だん【白×檀】

ビャクダン科の半寄生性の常緑小高木。高さ3~10メートル。幹は直立して分枝し、葉は長卵形で先がとがる。花は鐘形で円錐状につき、黄緑色から紫褐色に変わる。果実は丸く、紫黒色に熟す。材は黄色がかった白色で強い香りがあり、仏像・美術品・扇子や線香などに使うほか、白檀油をとり香料にする。インド・東南アジアに産する。栴檀(せんだん)。

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大辞林 第三版の解説

びゃくだん【白檀】

ビャクダン科の半寄生常緑高木。インドから東南アジアにかけて産し、約20種がある。心材は淡黄色で堅く芳香があり、仏像や扇の材として珍重される。細片は香にし、また白檀油を得る。 〔「栴檀せんだんは双葉より芳かんばし」の栴檀は白檀のこと〕

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

白檀 (ビャクダン)

学名:Santalum album
植物。ビャクダン科の常緑半寄生高木,園芸植物,薬用植物

白檀 (ビャクダン)

学名:Chamaecereus silvestrii
植物。サボテン科の園芸植物

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精選版 日本国語大辞典の解説

びゃく‐だん【白檀】

〘名〙
① ビャクダン科の半寄生の常緑高木。インド原産で、熱帯各地で栽培されている。高さ七メートルに達する。葉は柄をもち対生し、葉身は黄緑色を帯び卵状披針形で、長さ五~八センチメートル。雌雄異株。花は枝先か葉腋に円錐状につき、はじめ緑白色で、すぐ赤変。果実は径約一センチメートルの球形で黒く熟す。心材は黄白色で、芳香があり、古くから香料として珍重される。また、仏像や美術品の彫刻材とされる。材を蒸留し白檀油を製する。栴檀(せんだん)。白檀の木。
※法隆寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747)二月一一日「合白檀誦数弐烈」 〔旧唐書‐南蛮伝・堕婆登〕
※宇津保(970‐999頃)菊の宴「まうけられたるもの〈略〉麝香・びゃくだむ・蘇枋」 〔梁簡文帝‐謝勑銭并白檀香充法会啓〕
③ 植物「いぶき(伊吹)」の異名。

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