核カスケード過程(読み)かくカスケードかてい(その他表記)nuclear cascade process

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「核カスケード過程」の意味・わかりやすい解説

核カスケード過程
かくカスケードかてい
nuclear cascade process

高エネルギー核子π中間子原子核に入射し,核内の核子と次々に衝突して多数の高エネルギーの核子やπ中間子を放出する。これらの二次粒子が他の原子核と衝突して同様の過程を反復し,それに伴って核子と中間子の数は増す。このような増殖過程を核カスケード過程といい,この現象を核カスケードという。一次宇宙線は大気上空で核カスケードによって二次宇宙線をつくり,特にエネルギーの高い場合には空気シャワーを発生する。

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