根古地村(読み)ねこじむら

日本歴史地名大系 「根古地村」の解説

根古地村
ねこじむら

[現在地名]養老町根古地

大場おおば村の東、揖斐いび川右岸にある。南西は根古地新田、北は大野おおの村。「新撰美濃志」に「板行の美濃図に猫地とかきて」とあり、また根子地・禰子地などとも書かれた。慶長郷帳に「ねこぢ」とあり、高一一八石。元和二年(一六一六)の村高領知改帳では徳永昌重(高須藩)領。正保郷帳でも同藩領で、田六一四石余・畑一七九石余。村高のうち六七六石余は新開。小物成として池役金一両一分二朱。臼井本元禄郷帳では幕府領で高四七六石余、根古地新田は高一千一五〇石余となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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