根山神社(読み)ねやまじんじや

日本歴史地名大系 「根山神社」の解説

根山神社
ねやまじんじや

[現在地名]成田市北須賀

北須賀きたすか集落の西端に鎮座。古くは牛頭天王宮といった。当地は船形ふなかたにあった戦国時代の楫波山かじばやま砦の城下としてつくられたともいわれ、祭神の速須佐之男命は城主の船形越前守の守護神であったと伝える。天明六年(一七八六)の北須賀村明細帳(太田家文書)には牛頭天王宮として神主太田出雲支配、東西九間・南北一〇間とある。六月二五日(現在は七月二五日)祭日で、三年に一度印旛いんば沼に神輿のお浜降りが行われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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