根火村(読み)ねびむら

日本歴史地名大系 「根火村」の解説

根火村
ねびむら

[現在地名]美浦村根火

八井田やいた村の東南に位置し、霞ヶ浦に面する。中世信太しだ庄に属し、江戸時代は旗本領で、元禄郷帳の村高は一九一石余。幕末は旗本山田氏領一三〇石余、青木氏領六四石余(各村旧高簿)漁業も行われ、元禄一六年(一七〇三)九月一六日の霞ケ浦四十八津返答口上書(舟串家文書)に「根尾村三衛門」とみえ、享保一一年(一七二六)一一月の霞ケ浦浦方議定書(同文書)にも村名がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android