桂英澄(読み)カツラ ヒデズミ

20世紀日本人名事典 「桂英澄」の解説

桂 英澄
カツラ ヒデズミ

昭和・平成期の小説家,文芸評論家



生年
大正7(1918)年6月26日

没年
平成13(2001)年1月28日

出生地
東京都文京区

学歴〔年〕
京都帝国大学文学部哲学科〔昭和18年〕卒

経歴
NHKに勤務。大学在学中より太宰治師事し、戦後は一時期放浪生活に入ったが、胸を病んで8年間療養生活をする。後「立像」「現代人」などに創作を発表し、昭和46年発表の「寂光」は直木賞候補作品となる。埼玉県文化団体連合会副会長、浦和文芸家協会会長などを歴任著書に「古都の女」「船のない港」「太宰治と津軽路」「万骨の野」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂英澄」の解説

桂英澄 かつら-ひでずみ

1918-2001 昭和後期-平成時代の小説家。
大正7年6月26日生まれ。京都帝大在学中から太宰治(だざい-おさむ)に師事。戦後療養生活をおくり,のち同人誌「立像」「現代人」にくわわる。昭和46年「早稲田文学」に「寂光」を連載,直木賞候補となった。平成13年1月28日死去。82歳。東京出身。作品はほかに「古都の女」「万骨の野」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「桂英澄」の解説

桂 英澄 (かつら ひでずみ)

生年月日:1918年6月26日
昭和時代;平成時代の小説家;文芸評論家
2001年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android