桑染足袋(読み)クワゾメタビ

デジタル大辞泉 「桑染足袋」の意味・読み・例文・類語

くわぞめ‐たび〔くはぞめ‐〕【桑染(め)足袋】

薄黄色に染めた木綿足袋貞享元禄(1684~1704)ごろ、主に伊達者だてしゃが用いた。

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精選版 日本国語大辞典 「桑染足袋」の意味・読み・例文・類語

くわぞめ‐たびくはぞめ‥【桑染足袋】

  1. 〘 名詞 〙 桑染にした薄黄色の足袋。貞享・元祿(一六八四‐一七〇四)頃に、もっぱら伊達者(だてしゃ)がはいた。
    1. [初出の実例]「踏捨(ふみすて)の桑(クワ)ぞめ足袋(タビ)に」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)大坂)

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