桑谷(読み)くわだに

日本歴史地名大系 「桑谷」の解説

桑谷
くわだに

[現在地名]夜久野町字直見 桑谷

近世の直見のうみ村に含まれる集落。直見川の上流左岸に位置する。

居母いぼ山麓の丘陵地に直見城跡があり、標高七三〇・六メートルの居母山の峻険を背にして西下方に西垣にしがきを見下ろす。門垣かずかを経て夜久野ヶ原を見通す南西の側面には数段の土隍が築かれる。直見大膳武綱が居城していたが、応仁の夜久野合戦で重忠の代に落城したと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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