精選版 日本国語大辞典 「桜の唐の綺」の意味・読み・例文・類語 さくら【桜】 の 唐(から)の綺(き) 雑袍勅許の若年の公卿所用の冬の直衣の襲(かさね)の色と地質。文様を浮かせた唐織物の白地に紫の裏地を重ねたもの。[初出の実例]「さくらのからのきの御直衣、葡萄染(えびぞめ)の下襲(したがさね)、しりいと長く引きて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)花宴) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例