桜宮高の体罰問題

共同通信ニュース用語解説 「桜宮高の体罰問題」の解説

桜宮高の体罰問題

大阪市立桜宮高2年でバスケットボール部主将の男子生徒=当時(17)=が顧問から体罰を受けた翌日の2012年12月23日、自死した。生徒は顧問に宛てた手紙に「なぜ僕だけがしばき回されなければならないのですか」と悲痛な訴えを書き残していた。顧問は日常的な体罰を認め、懲戒免職となった。大阪地裁は体罰が自死の一因と認め、傷害暴行の罪で懲役1年、執行猶予3年の判決を言い渡し確定。遺族損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は市に約7500万円の支払いを命じ、確定した。

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