傷害(読み)しょうがい

精選版 日本国語大辞典 「傷害」の意味・読み・例文・類語

しょう‐がい シャウ‥【傷害】

〘名〙 きずつけること。けがをさせること。
聖徳太子伝暦(917頃か)上「赤文貫眸子、為傷害之相
※動物小学(1881)〈松本駒次郎訳〉下「眼には第三次の瞼ありて眼球を上下に径り〈略〉之を保庇して傷害を受ざらしむ」 〔韓非子‐五蠧〕

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デジタル大辞泉 「傷害」の意味・読み・例文・類語

しょう‐がい〔シヤウ‐〕【傷害】

[名](スル)傷つけること。けがをさせること。「傷害を負わせる」「傷害事件」→致傷
無辜むこ外人を―する者あらば」〈東海散士佳人之奇遇
[類語]傷付ける刃傷

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普及版 字通 「傷害」の読み・字形・画数・意味

【傷害】しよう(しやう)がい

傷つける。そこなう。〔漢書、趙充国伝〕今、馬肥え、糧方(まさ)に饒(ゆた)かなり。之れをつも、らくは傷すること能はざらん。

字通「傷」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「傷害」の意味・わかりやすい解説

傷害
しょうがい

創傷」のページをご覧ください。

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