桜木神社(読み)さくらぎじんじや

日本歴史地名大系 「桜木神社」の解説

桜木神社
さくらぎじんじや

[現在地名]吉野町大字喜佐谷

喜佐谷きさだに川の下流東岸に鎮座。祭神大穴牟知おおなむち命・少彦名すくなひこな命・天武天皇。旧村社。古来医薬神・疱瘡の神として信仰され、かつてその平癒御礼に寄進された寛永一一年(一六三四)銘の湯釜があり、また大和高取藩主植村氏も石灯籠・太刀などを寄進したという。例祭は毎年四月二一日で、神楽舞が氏子中の子女から奉納され、桜木会式として賑わう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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