桜松神社(読み)さくらまつじんじや

日本歴史地名大系 「桜松神社」の解説

桜松神社
さくらまつじんじや

[現在地名]安代町 荒屋 高畑

国道二八二号から不動(ふどう)川に沿って約四キロさかのぼった山中にあり、祭神滝津姫命。旧郷社。境内にある不動滝は高さ一五メートルで、古来より修験者の道場とされ、また盛岡藩主の祈願所でもあった。社伝によれば、元和元年(一六一五)近江国から不動明王を遷祀したのに始まるという。もと桜松滝不動と称し、社名は永禄五年(一五六二)境内の松に桜の花が咲き住民を驚かせ、のち縁結び・恵運の不動として信仰された故事にちなむと伝える。「内史略」に「荒屋村桜松の不動と云は、沼宮内税官所七時雨山の西方、滝の不動の事也、尤山中にして滝の流七八丈斗、滝中顕不動明王の像、絶佳の地也、祭礼四月三日、隣郷群集す」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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