精選版 日本国語大辞典 「桜田風」の意味・読み・例文・類語 さくらだ‐ふう【桜田風】 〘 名詞 〙 江戸の歌舞伎作者、初代桜田治助の作風。師の壕越菜陽の作風に安永・天明(一七七二‐八九)当時の世相を加味し、しゃれや警句、風刺をまじえた軽妙な筆致で、世話狂言・浄瑠璃などに一形式を確立した。また、狂言の外題や角書にも独特の風趣をみせた。〔伝奇作書(1851)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例