桜皮(読み)オウヒ

デジタル大辞泉 「桜皮」の意味・読み・例文・類語

おう‐ひ〔アウ‐〕【桜皮】

桜の樹皮内皮漢方収斂しゅうれん鎮咳ちんがい薬などに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「桜皮」の意味・読み・例文・類語

さくら‐がわ‥がは【桜皮】

  1. 〘 名詞 〙 桜の木の外皮曲物(まげもの)、折(おり)などをとじるのに用いる。さくら
    1. [初出の実例]「逢ことはそれぞとぢめの桜かはかばかりとこそ思はざりしか」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)五番)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「桜皮」の解説

桜皮 (カニワ)

植物上溝桜・鵜松明樺の古名

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android