上溝桜(読み)うわみずざくら

精選版 日本国語大辞典「上溝桜」の解説

うわみず‐ざくら うはみず‥【上溝桜】

〘名〙 バラ科の落葉高木。各地の山野に生える。高さ一〇~一五メートルに達する。樹皮は紫褐色。小枝の多くは落葉後に落ちる。葉は長さ六~九センチメートル、幅三~五センチメートルの楕円形で先が急に細くなり、縁には鋸歯(きょし)がある。四~五月ごろ、長さ一〇センチメートルぐらいの穂に白い五弁の花が密集して咲く。実は長さ一センチメートルほどの卵形で黄色に熟し、のち、黒くなる。未熟の実は塩づけにして食用とする。「うわみぞざくら」の変化した語で、昔、材の上面にみぞを刻んで占いに用いたことによる。金剛桜ははか。かにわざくら。めずら。うわみぞざくら。〔草木六部耕種法(1832)〕

うわみぞ‐ざくら うはみぞ‥【上溝桜】

〘名〙 植物「うわみずざくら(上溝桜)」の異名。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版「上溝桜」の解説

上溝桜 (ウワミズザクラ・ウワミゾザクラ)

学名:Prunus grayana
植物。バラ科の落葉高木,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

デジタル大辞泉「上溝桜」の解説

うわみず‐ざくら〔うはみず‐〕【上溝桜/上見桜】

バラ科サクラ属の落葉高木。山野に自生。樹皮は紫褐色で、小枝は秋に脱落。葉は楕円形で先がとがり、縁に鋭いぎざぎざがある。晩春、葉よりあとに、白色の小花を多数つけ、実は丸く、熟すと黒い。つぼみや未熟な実を塩漬けにして食べる。名は、昔、亀甲で占うとき、この材の上面にを彫って使ったところからといわれる。ははか。金剛桜(こんごうざくら)。

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