上溝桜(読み)ウワミズザクラ

  • うわみずざくら うはみず‥
  • うわみずざくら〔うはみず〕
  • うわみぞざくら うはみぞ‥
  • 上▽溝桜/上▽不▽見桜
  • 上溝桜 (ウワミズザクラ・ウワミゾザクラ)

デジタル大辞泉の解説

バラ科サクラ属の落葉高木。山野自生樹皮は紫褐色で、小枝は秋に脱落。葉は楕円形で先がとがり、縁に鋭いぎざぎざがある。晩春、葉よりあとに、白色の小花を多数つけ、実は丸く、熟すと黒い。つぼみや未熟な実を塩漬けにして食べる。名は、昔、亀甲で占うとき、この材の上面にを彫って使ったところからといわれる。ははか金剛桜(こんごうざくら)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版の解説

学名:Prunus grayana
植物。バラ科の落葉高木,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 バラ科の落葉高木。各地の山野に生える。高さ一〇~一五メートルに達する。樹皮は紫褐色。小枝の多くは落葉後に落ちる。葉は長さ六~九センチメートル、幅三~五センチメートルの楕円形で先が急に細くなり、縁には鋸歯(きょし)がある。四~五月ごろ、長さ一〇センチメートルぐらいの穂に白い五弁の花が密集して咲く。実は長さ一センチメートルほどの卵形で黄色に熟し、のち、黒くなる。未熟の実は塩づけにして食用とする。「うわみぞざくら」の変化した語で、昔、材の上面にみぞを刻んで占いに用いたことによる。金剛桜。ははか。かにわざくら。めずら。うわみぞざくら。〔草木六部耕種法(1832)〕
〘名〙 植物「うわみずざくら(上溝桜)」の異名。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

オーバーシュート

感染症の爆発的な感染拡大を指す。語源は、「(目標を)通り越す」「(飛行機などが停止位置を)行き過ぎる」という意味の英語の動詞「overshoot」。2019年12月に発生した新型コロナウイルスに関して...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

上溝桜の関連情報