桟敷尼(読み)さじきのあま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桟敷尼」の解説

桟敷尼 さじきのあま

1187-1274 鎌倉時代尼僧
文治(ぶんじ)3年生まれ。かつて源頼朝桟敷をつくって由比ケ浜を遠望したという鎌倉大町にすむ。日蓮(にちれん)が竜口法難で護送されたとき,ぼたもちをたべさせた。江戸時代初期同地に常栄寺がたてられ,ぼたもち寺とよばれるようになった。妙一尼と同一人ともいわれる。文永11年11月12日死去。88歳。法名は妙常日栄。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む