日本歴史地名大系 「梅地村」の解説 梅地村うめじむら 静岡県:榛原郡本川根町梅地村[現在地名]本川根町梅地桑野山(くわのやま)村の北東、大井川中流左岸にあり、栗尾(くりお)川・海久保(かいくぼ)沢・湯(ゆ)ノ河内(こうち)川が大井川に合流する位置にあり、駿河国志太(しだ)郡のうち。北は安倍(あべ)郡井川(いかわ)村(現静岡市)、対岸は遠江国榛原郡犬間(いぬま)村。大井川の最大の難所である接阻(せつそ)峡がある。梅津・梅沢とも記す。「駿河記」によると天正一七年(一五八九)九月九日銘の八幡社(現谺石神社)鰐口に「八幡梅次」とみえる。慶安二年(一六四九)の駿河国高付(志太郡誌)に村名がみえ、畑方永四貫七六三文。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by