コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

梆子 ほうしbāng zı

世界大百科事典 第2版の解説

ほうし【梆子 bāng zı】

中国の棗(なつめ)製拍子木。そのかん高い打撃音と板面胡弓の伴奏で高亢激越に歌う旧劇(梆子腔)もさす。源流は西北の民歌とされ陝西梆子(秦腔)が東漸して山西(晋劇),河南(予劇),河北,山東等々各地の特色ある梆子を生み,北方に一大劇圏を形成し南下もした。舞を伴わない歌唱や弱拍歌い出しなど崑劇と異なる特徴をもつ。清末に京劇と合同公演した結果,京劇にも影響を与えた。今世紀初めにはその通俗性を利して庶民啓蒙の役割ももった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

パルムドール

カンヌ国際映画祭で、最優秀作品に与えられる賞。[補説]多く「金のシュロ」と訳されるが、日本原産のシュロ(ワジュロ)ではなく、ヤシ科のナツメヤシがモチーフとなっている。ナツメヤシは、西洋では勝利・栄誉の...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android