梵福寺跡(読み)ぼんぷくじあと

日本歴史地名大系 「梵福寺跡」の解説

梵福寺跡
ぼんぷくじあと

奈良市鹿野園ろくやおん町にあったとみられる寺院で、現存しない。「日本後紀」延暦二三年(八〇四)五月一八日条の善謝が八一歳で没した記事のなかに「延暦五年、弥照(桓武)天皇擢任律師、栄華非好、辞職閑居、凡厥行業、必於菩提、一生期尽、終於梵福山中、遂生極楽、入同法夢、時年八十一」とあり、「僧綱補任」第一の延暦二三年条には「律師 善謝 五月十八日入滅、往生極楽、菩提梵福両山間居送数年、遂有往生之瑞」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む