棒銀(読み)ぼうぎん

精選版 日本国語大辞典 「棒銀」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ぎん【棒銀】

〘名〙 将棋戦法一つ飛車協力して飛車の縦のきき銀将が活動してゆくもの。
青べか物語(1960)〈山本周五郎〉もくしょう「棒銀をやらさねえってわけだな」

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デジタル大辞泉 「棒銀」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ぎん【棒銀】

将棋の居飛車戦法の一つで、銀の協力を得て飛車先から突破をねらう指し方。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の棒銀の言及

【将棋】より


【角,銀,歩に関する用語】
筋違い角角を交換して,原位置では行けない筋に角を打つ戦法。 棒銀居飛車の飛先の歩を突き,銀を繰り出す急戦の戦法。 腰掛け銀銀を5筋の歩の上に繰り出し,歩のいすに腰掛けた形の駒組。…

※「棒銀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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