棘鼠(読み)トゲネズミ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「棘鼠」の意味・読み・例文・類語

とげ‐ねずみ【棘鼠】

  1. 〘 名詞 〙 ネズミ科の哺乳類。体長一二~一七センチメートル、尾長一〇~一二・五センチメートル。体はずんぐりして、四肢は比較的短い。体毛は橙色で、暗灰色で長さ二センチメートルほどの針状毛が混生する。奄美大島徳之島および沖縄本島の森林にだけ生息。一九三三年に発見された一属一種の稀少種で、天然記念物に指定されている。リュウキュウトゲネズミ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「棘鼠」の解説

棘鼠 (トゲネズミ)

学名Tokudaia osimensis
動物。ネズミ科のネズミ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む