棚村(読み)たなむら

日本歴史地名大系 「棚村」の解説

棚村
たなむら

[現在地名]美山町大字鶴(つる)ヶ岡(おか) 棚

鶴ヶ岡一九ヵ村の一。由良川の支流棚野(たなの)川の右岸に位置し、若狭(高浜)街道に沿った山間集落。川をさかのぼると河合(かわい)村、下流は砂木(すなぎ)村。

古代は「和名抄」に記す弓削(ゆげ)郷に属する地。鎌倉末期、徳治二年(一三〇七)の八丁山山論文書(上弓削共有文書)に「棚野村無杣山之間、無工之条当然也」とあり、また応永三年(一三九六)一二月日付の弓削庄注進状残闕(海老瀬文書)に「棚野村」の名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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