森の越遺跡(読み)もりのこしいせき

日本歴史地名大系 「森の越遺跡」の解説

森の越遺跡
もりのこしいせき

[現在地名]岩泉町岩泉 三本松

岩泉地溝帯を東流する小本おもと川と、石峠いしとうげ断層を南下したのち西流する清水しみず川とが形成した洪積段丘上にある。標高約一〇四メートル。調査は昭和四七年(一九七二)から同五〇年までと、同五七年から同六三年までの二期にわたって全遺跡面積約二万平方メートルのうちの約五〇〇〇平方メートルにわたって行われ、旧石器時代終末期から縄文時代草創期のユニット(生活面)一ヵ所、縄文時代中期を中心とした竪穴住居跡七一棟・土壙五二基・屋外炉一九基等が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む