森友村(読み)もりともむら

日本歴史地名大系 「森友村」の解説

森友村
もりともむら

[現在地名]今市市森友

南を赤堀あかほり川が南東へ流れ、北はおとろざわ村、西は今市宿。河内かわち郡に属する。中央を東西に通る日光街道の大沢おおさわ・今市両宿から各一里の立場(宿村大概帳)一里塚があり、中央の街道両側に集落がある。日光山往古社領六十六郷に「守友郷」がある(日光山常行三昧堂新造大過去帳)。「梅津政景日記」元和八年(一六二二)四月二六日条に「もりとも」とみえ、日光へ向かう佐竹義宣一行は同夜当村に宿泊した。


森友村
もりともむら

[現在地名]西区森友一丁目・同三丁目・同五丁目・持子もちこ一丁目・同三丁目・玉津町森友たまつちようもりとも

明石川下流右岸沿いの平坦地に位置し、西は吉田よしだ村、南は山陽道に沿う王子おうじ(現明石市)。地内を三木への道が通り三軒茶屋があったという(明石記)慶長国絵図に「森いわ」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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