森山積石塚(読み)もりやまつみいしづか

日本歴史地名大系 「森山積石塚」の解説

森山積石塚
もりやまつみいしづか

[現在地名]吉田町吉田 大浜

郡山こおりやま城跡の東麓、標高一九八メートルの水田中にあった中世墳墓。古くから墓として信仰の対象となり、大切に保存されてきたが、昭和四九年(一九七四)この地が工業団地予定地に含まれたため、発掘調査された。遺跡は周囲を石垣で画した直径九メートル・高さ約五〇センチの基壇上に盛土・石積みし、中心部の周囲に、幅約一メートルの回廊状の平坦面をつけた径約一一メートルの大規模なもの。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 埋葬 遺体 戦場

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む