森本儀太夫(読み)もりもと ぎだゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森本儀太夫」の解説

森本儀太夫 もりもと-ぎだゆう

1560-1612 織豊-江戸時代前期の武士
永禄(えいろく)3年生まれ。加藤清正の臣で,肥後(熊本県)葦北郡津奈木の城代。加藤三武将のひとりにかぞえられ,朝鮮出兵のとき晋州城攻撃で亀甲(きっこう)車を発案した。城郭普請にすぐれ,熊本城の儀太夫櫓(やぐら)に名をのこす。慶長17年6月死去。53歳。名は一久。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android