森田千世(読み)もりた ちせ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森田千世」の解説

森田千世 もりた-ちせ

1857-1947 明治-昭和時代前期,山川菊栄(きくえ)の母。
安政4年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩儒者青山延寿(のぶひさ)の娘。女子師範(現お茶の水女子大)の第1回卒業生。明治13年畜産技師森田竜之助と結婚,東京の自宅で子供に勉強をおしえる。23年菊栄を出産。その生涯は,菊栄の著作「おんな二代の記」「武家の女性」にくわしい。昭和22年10月20日死去。91歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android